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イワヤ株式会社100年のあゆみ


1923年5月に創業してから現在までのあゆみを世の中の出来事とあわせて年表にまとめました。
あなたが生まれた年や、思い出のできごとなどと照らし合わせてみても楽しいかもしれませんね。

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トレードマークの変遷とみるイワヤの歴史

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ANTIQUE TOY WORLD January 2003 Volume33.Numberl WHO MADE THAT TOY?
The Iwaya Story_by William Gallagher

※筆者のウィリアムギャラガー氏に弊WEBサイトへの掲載許可をいただいております。※



----------------以下 引用---------------

1983(昭和58)年までこの会社は自身の名前で直 接玩具を売っていなかったので、ほとんどのコレ クターはイワヤの名前に馴染みがないでしょう。
しかし、コレクターは(実際には)長年にわたって使われてきた、様々なそのマーク(商標)には馴染みがあります。
それらは、それぞれ違ったマークですが、ほとんどは日本語でイワヤを意味する "Rock Valley” を参照しているか、または、それを基にしています。
サンプルサンプル

 

1940(昭和15)年から1953(昭和28) 年ぐらい までに使用された最初のマークは Toy という単語より取りました。 右から左へ読むことにより Toy と いう文字が目に浮かんできます。 TRADE MARK ROCK VALLEY 真ん中のS字のような印は、日本語も文字で“い (い)トイ”=良いトイ (日本語ではEE Toy と発 音し、Good Toy を意味する) と、イワヤトイのイ を意味します。 このマークは商標 "Trade Mark"や"Rock Valley Toy" の表示と共にみられます。

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1954-1966

2番目のマーク (商標) はイワヤの “い (以)” の字 であり、“より以上”を意味する漢字をもとにしており、 岩谷裕功氏 (イワヤ二代目 社長) は (最初のマーク= 商標に示されていた) "良い玩具” より更により良い玩具を作りたかったので、この意味をマー ク (商標) に入れたいと考えたのです。 岩谷慶吉氏は息子 (裕功氏)の願いを聞き、この漢字を中央に置きました。 このマークのパリエ ーションには "Registered Trade Mark"、"Rock Valley Toys" または "Made By RVT の表示が含まれ、1954(昭和29)年頃から1966(昭和41) 年まで使用されました。

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1966-1967

このRVTのフォームは 1966-67 (昭和41-42) 年から1970(昭和45)年 頃まで使用されました。 RVTは、Rock Valley Toys の略であり、また時として Rock Valley Technical Co. としても使用されました。 このマーク (商標) は "Iwaya Corporation" と "Real Value Toys" の表示と共にみられます。

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1970-1980

1970(昭和45)年頃、愛らしいペットのロゴが紹介され、このロゴのバリエーションが 1980年代まで使用されました。

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1983-

このマークはイワヤが直接輸出販売を始めるようになった1983(昭和58) 年頃から採用され、 さまざまなバリエーションで用いられました。

 ここに述べた通り、これら全てのバリエーショ ンのマークが使用されましたが、これらのマーク は玩具本体 (時には電池ケース) または箱に見られる基本的なマーク (商標) です。もちろん、それら全ての玩具にイワヤのマーク (商標) が付いている訳ではありませんが、 玩具会社の物に加え、工場のマークを持ったかどうかは冒頭で述べたように様々な要因がありました。

イワヤの歴史は岩谷慶吉氏が東京に小さな玩具会社を始めた1923(大正12)年にさかのぼります。
不幸なことに、同年、関東大震災にみまわれ広範囲にわたり被害がでました。
しかし岩谷氏は再度ビジネスを始め、1929(昭和4)年までにビジネスを立て直し、輸出の玩具を製造するために新しく玩具工場を設立しました。
このビジネスは戦争で玩具製造が不可能になるまで続けられました。
戦後アメリカ軍の命令で工場が一時閉鎖されましたが、イワヤは煙草のライター、ボールペン、電気ストーブを 作るために1945(昭和20)年11月に再開しました。
海外貿易がを再開させた1947(昭和22)年、イワヤは玩具製造を再開し、 1952(昭和27)年までには玩具を主に製造するように至りました。

1960年代、イワヤ※1は電子部品等の製造にまで多様化していきます。
1970 (昭和55)年には、時の総理大臣が長年にわたり金属玩具生業へ貢献したとして、岩谷慶吉氏に勲章を授与しました。
1987(昭和62)年までにイワヤは玩具の製造拠点を中国に移転し始めました。
今日、イワヤのビジネスの大部分を担う玩具も中国で製造しています。

戦前の最大の玩具会社の一つは「倉持商店 (豊田屋倉持商店)」 です。 イワヤの工場は「倉持商店」用の玩具を製造していました。
戦後、 「倉持商店」の将来が不安定になってきたため、 「倉持商店」の部長の一人、 一志氏が倉持商店を去って「アルプス商事」という会社を設立しました。
また、更に、その前の「倉持商店」の部長もすでに「野村トーイ」を立ち上げていました。
そして、イワヤはこの二つの会社※2の供給元となり、「アルプス商事」の主要工場となりました。
この時代、玩具会社を始めた人の多くは「倉持商店」の出身でした。
イワヤは、「 倉持商店」、 「アルプス商事」、「 野村トーイ」から、 「マルサン」、「バンダイ」、「クラッグスタン (Cragstan) 」「フランコニア (Frankonia)」、
「マークス (Marks)」、「ヨネザワ」などの会社の為に、玩具を製造していました 。

1983(昭和58)年にはイワヤは玩具を直接輸出※3することを決め、
1984(昭和59)年にはニュールンベルクおもちゃショー及び、東京国際おもちゃショーに参加しました。
そして、この時に現在用いているマーク(商標)を採用したのです。※4



----------------引用おわり---------------
■補足■
※1:当時は「岩谷製作所」という社名でした。
※2:「倉持商店」と「アルプス商事」
※3:アルプス商事を介さないで
※4:国内でイワヤオリジナルとして1986年より直接販売をスタートし、現在に至っています。 _
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